アカウント管理
ユーザーを管理するには、画面右上隅にある「組織の設定(Organization Settings)
」メニュー項目に移動します。ここから、左ペインの「ユーザー(Users)
」をクリックします。「セルフサインアップを設定(Configure Self Signup)
」、「招待を管理(Manage Invitations)
」、「ユーザー(Users)
」の 3 つのセクションが表示されます。
「セルフサインアップを設定(Configure Self Signup )
」セクションには、セルフサインアップの設定項目があります(詳細については、「サインアップ(Sign-up)
」セクションを参照してください)。「招待を管理(Manage Invitations)
」セクションには、保留中の招待状(確認待ちのユーザーへの招待状)が表示されます。「ユーザー(Users)
」セクションには、システム上のすべてのユーザーの一覧が表示されます。
アカウント関連のメールメッセージを送信するには、SMTP
サーバーを指定する必要があります(「サーバー設定」を参照)。

セルフサインアップを設定する
チームメンバーに各自で Backtrace インスタンスにサインアップすることを許可したほうがよい場合があります。これを行うには、インスタンスで whitelisted domain
を有効にします。「ホワイトリストに登録されているドメインからのサインアップを許可(Allow signup from whitelisted domain )
」をクリックし、ドメイン名、デフォルトのロール、認証方法を指定します(PAM や SAML を使用して高度な設定を行わない限りは、デフォルトの「パスワード(Password)
」を使用してください。SAML は「シングルサインオン」セクションで設定できます)。
たとえば、backtrace.io
のドメインを指定した場合、backtrace.io
を持っていれば誰でもログインページからサインアップできます。
ユーザーを招待する
追加のユーザーは、招待状を送信することで追加できます。「招待を送信(Send an invitation)
」をクリックし、ユーザー名、メールアドレス、認証方法、ロールを指定します。ユーザーにプライベート招待リンクが記載されたメールが届きます。認証方法が「パスワード(Password)
」の場合は、パスワードを設定する必要があります。認証方法が「PAM
」の場合は、ユーザー名にシステムで設定されたパスワードが使用されます。「SAML
」の場合は、「シングルサインオン」を設定してください。
何らかの理由でメールが送信されなかった場合は、「メールを再送信(Resend Email)
」ボタンを使用してメールを再送信できます。「招待のリンクをコピー(Copy Invite Link)
」して、ユーザーにリンクを直接提供することもできます。ユーザーが招待を受け入れると、「ユーザー(Users)
」タブの下にそのユーザーが表示され、招待状は削除されます。
招待を取り消すには、「削除(Delete)
」ボタンをクリックするだけです。
ユーザーを削除する
ユーザーを削除するには、「ユーザー(Users)
」セクションをクリックしてから、削除するユーザーをクリックします。新しいウィンドウが表示されます。画面の右側に「削除(Delete)
」ボタンが表示され、これを使用してユーザーを削除できます。.
削除前に、そのユーザーが作成した設定オブジェクトが表示されます。ユーザーが設定オブジェクト(プロジェクトやトークンなど)を所有している場合、削除は失敗します。削除するには、すべてのプロジェクトとトークンの所有権を移行する必要があります。
高度な
ロール
Backtrace には、次の 3 つのロールがあります。
- 管理者:テナント内のユーザー、ドメインのサインアップ、プロジェクトを管理できます。
- メンバー:テナント内で独自のプロジェクトを作成して管理できます。招待状を送信できます。
- ゲスト:自分のユーザーと設定の表示と管理のみ行うことができます。招待状の送信、既存の設定の変更、新しいプロジェクトの作成は行うことができません。
これに加えて、ユーザーに superuser
ビットを設定できます(「ユーザー」ページに移動して「アクセス制御(Access Control)
」ドロップダウンを変更する)。superuser
ビットは、superuser
が設定されている他のユーザーからのみ付与できます。superuser
は、組織全体の設定を変更する、新しいテナントを作成する、テナントを削除する、SSL 設定を変更する、サーバー全体の SMTP 設定を変更する、リスナー(クラッシュやユーザーリクエストを受け取るネットワークポート)の設定を変更するのに必要です。