概要
Backtrace には、システム管理者が Backtrace に格納した「オブジェクトを再処理(Reprocess Objects)
」する機能が備わっています。これは、次のケースで役立ちます。
- デバッグシンボルがアップロードされた後にコールスタックを再生成する必要がある
- 新しく定義された属性にインデックスを付ける必要がある
エラーのグループ分けは、再処理後に変更される可能性があるのでご注意ください。
オブジェクトを再処理する方法
システム管理者がオブジェクトを再処理するには、いくつかの方法があります。このガイドでは、ウェブコンソールから利用できる機能について説明します。また、管理者は morgue コマンドラインツールを使用してオブジェクトを再処理することもできます。
時間による再処理
「プロジェクト設定」では、管理者がすべてのオブジェクトを相対的な時間にわたって再処理できます。管理者は、「プロジェクト設定」 - 「オブジェクト再処理中」セクションで期間を選択することで、再処理する期間を選択できます。

フィンガープリント別の再処理
トリアージツールで、管理者は、指定のフィンガープリントのすべてのエラーを再処理することを選択できます。

クエリによる再処理
管理者は参照ツールを使用して、クエリを実行し、再処理するオブジェクトをグループ化できます。「集計」ビューで、管理者は「グループ化基準」を使用して対象とするフィールドを指定し、グループのアクションを指定するドロップダウンを使用して再処理できます。「グループ化基準」を「なし」に設定した場合、クエリ内のすべてのオブジェクトを簡単に再処理できます。「グループ化基準」を別の属性に設定すると、選択した値でグループ化されたすべてのオブジェクトを再処理できます。

個々のエラーを再処理する
「リスト」ビューで、管理者は右側のアクション列からオブジェクトを再処理できます。

「デバッガー」ビューで、管理者は右側のメニューからオブジェクトを再処理できます。
