プロジェクトの概要
ウェブコンソールの「概要」ページには、エラーやクラッシュデータに関するさまざまなトップダウンビューが表示され、プロジェクトの正常性を一目で確認できます。2021 年 6 月現在、Backtrace では、次のユースケースに対応したデフォルトのウィジェットが備わった、このページの初回イテレーションをリリースしています。
- トップダウンの統合:集計ウィジェットにより、開発者やプロジェクトリードが担当しているプロジェクトで報告されているエラーの合計数、一意のエラー数、未解決のエラー数をすぐに確認できるようになり、迅速かつ簡単に状態を更新できます。
- リリース別のエラーの可視化:アプリケーションバージョンごとにエラー数を時系列に可視化し、複数のリリースにわたってアプリの安定性を監視できます。
- プラットフォーム、分類子別のエラー:事前定義されたシンプルなテーブルにより、特定のプラットフォームや種類で発生しているスパイクやエラーの傾向をすぐに分析できます。
- 「概要」ページのフィルタリング:ウェブコンソールの「参照」、「トリアージ」、「デバッグ」ビューと同様に、「概要」ページでもグローバルフィルターバーを使用して具体的なニーズに合わせて操作できます。
2021 年第 2 四半期の終わりまでに、わくわくするような新機能もいくつか追加される予定です。
- 時系列でのセッションの安定性:プロジェクトのクラッシュが発生していないセッションのパーセンテージを、アプリケーションバージョンごとに時系列で表示することで、アプリケーションの安定性についてさらに理解を深めることができます。
- データ密度をより高めるビジュアルデザインの改善:既存のウィジェットの多くが最適化され、そこから得られる分析情報がより明確になります。棒グラフや積み上げグラフなどが見やすくなるように改善され、バージョン、プラットフォーム、分類子別にエラーの内訳を確認できるようになります。
2021 年の後半にわたって、Backtrace ではこのページで紹介しているデータやビューの改善を繰り返し、最終的にはユーザー自身がニーズに合わせてカスタマイズできるようにする予定です。それらの改善を形にするにあたって、皆さんからのあらゆるフィードバックを歓迎しています。画面右下にある「サポート」ボタンを使用してフィードバックを送信してください。
バージョン別のエラー
「概要」ページでは、プロジェクトのエラーをバージョン別に時系列で表示する折れ線グラフを利用できます。これは新しい可視化ツールの 1 つであり、特定のビルドに問題がないかどうかを簡単に確認できます。新規リリースを監視するのに便利です。
ご覧のように、バージョン 0.1 と比較して、バージョン 0.2 のほうが全般的により多くのエラーレポートが表示されます。ひょっとして、このバージョンに十分にテストされなかった新機能が導入されているのでしょうか?
同じ画面で、バージョン別でなくエラー数の合計を時系列で表示するには、ウィジェットの右上隅にあるドロップダウンを使用して、「合計」モードと「バージョン別」モードを切り替えることができます。
「バージョン」属性の変更
エラーがバージョン別に表示される「概要」ページのウィジェットで、「バージョン」として指定する属性を変更できるようにしました。これにより、ビルドやアプリのバージョンを表すのに独自のカスタム属性を使用しているユーザーにとっても、それらのツールを利用しやすくなります。
「概要」ページで使用されているバージョン属性を変更するには、以下に示すように、関連するウィジェットのタイトルの右側にある鉛筆アイコンをクリックします。
これにより以下の画面が表示され、ドロップダウンメニューからお好みの属性を選択できるようになります。
詳細を掘り下げる
「概要」ページは、ウェブコンソールのその他のビューとも連携します。さらに深く調査する必要がある場合は、ウィジェットの右上にあるリンクを使用します。これにより、ウェブコンソールの「トリアージ」ビューや「参照」ビューに移動し、そのウィジェットのレイアウトが自動的に適用されます。ここから、それらのビューを使用して、詳細をさらに掘り下げることができます(例:別の属性の列を追加する)。
Stability Metric Widgets
As of Console version 3.19.25, the Overview page also now supports "Crash free session" and "Crash free user" widgets! (Scheduled for release 8/2/2021)
Crash free sessions displays the percent of total application sessions that experienced no crashes. Crash free users shows the percentage of unique users who did not encounter any crashes. Both of these metrics are incredibly helpful ways to measure your project’s stability and user experience!
Stability Metric Configuration
These stability metric widgets were built upon a very powerful set of new Backtrace features that allow users to define / customize specific metrics which they care about tracking within their application / game. As such, there is some configuration that is required depending on the Backtrace SDK that you use in order to get the benefit of these features.
If you see something like the error in the image below, that means you need to follow the steps (linked below) to configure your project so the dashboards have the data they need to display your stability metrics.
Note that, as of 8/2/2021, these features are still being developed for many of our SDKs. Right now, only our Unity SDK is supported, with the rest to be implemented throughout Q3 2021.
For details as to how to configure your project to get the benefit of these stability metrics, please follow the SDK specific documentation linked below.
Unity (Search the Read Me file for "Crash Free Metrics Reporting" for additional instructions)
(more coming soon!)